迷子のレーサー

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ついにこの日が来ました






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ついにこの日が来たか






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待ちに待った

第一回ドルボードレースGP開催!!

ルナ「いよいよ始まりましたね~」

シロ「やれやれ,、レースは男の戦いだってのに全く」

ルナ「どういう事ですか?」

シロ「レースは女、子どもの出る幕じゃないぜ」








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ルナ「シロさん問題発言ですよ!」

シロ「俺一人で充分だ!」

ルナ「だったら私と勝負して下さい!」

シロ「何人たりとも俺の前は走らせねぇ!!」

ルナ「私だって負けません!!」

シロ「レースを舐めるんじゃない!!!」

ルナ「そっちこそ!!!」








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ルナ「とは言ってみたもののレースは初めてなんですよね」

ルナ「辺りもすっかり暗くなってしまったし・・」

ルナ「果たして1人でゴールにたどり着けるのだろうか」

ルナ「こういう時の嫌な予感って当たるんだよね・・・」






そしてレースはスタートしたんですが

やはり私の不安は的中してしまいました








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シロ「おかしい・・・」

シロ「レースも中盤だって言うのにルナがどこにもいない」

シロ「あいつどこに行ったんだ」

シロ「ルナ聞こえるか!?」

ルナ「・・・さん・・ど・・」

シロ「返事しろ、今どこにいる?」







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ルナ「・・・シロさ~ん聞こえますか?」

シロ「今どこにいるんだ?」

ルナ「どこに行けばいいかわかりません~(涙」

シロ「迷子になったのか?危ないからもうレースを棄権しろ」

ルナ「それだけは絶対イヤです」

シロ「バカ、何を言っているんだ」

ルナ「ビリでもいいから・・最後まで走らせて下さい!」








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シロ「・・ゴールは南だ!南へ向かえ!!」

ルナ「南ってどっちですか?」

シロ「そこからか素人・・やれやれだぜ」

ルナ「え~聞こえません、なんですか?」







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シロ「方角を知りたいなら空を見るんだ」

ルナ「えっなんですか~?」

シロ「聞こえたかルナ!?星空だ」








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ルナ「星空!?」

シロ「星の中に明るく輝く連なった7つの星がないか?」

ルナ「輝く星が7つ?」

シロ「絶対あるはずだ探せ」」








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ルナ「7つの星・・・あれかな?」

シロ「それが北斗七星だ」

ルナ「でも8つあるように見えますよ!」

シロ「えっ8つ??」

ルナ「1つ赤いのが横に寄り添ってます!」

シロ「それ見えたらあかんやつや!死兆星だぞ!!」

ルナ「いや~何でそんなの見えちゃうの(涙」








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シロ「とにかくそれを背中にして進むんだ」

ルナ「背中に死の恐怖を感じますが了解です」

シロ「これは昔からある旅人の知恵だから覚えとくんだな」








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その後もシロさんは

私が1人で不安にならないよう色んな話をしてくれました









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レースが他のスポーツと決定的に異なる点がある







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本当に速い奴等はどこか深い所にある何かによって







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アクセルを踏んでいる・・







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これは決して女性には解できない領域なんだって





 
それでさっきはあんなひどい事を言ったのかな?

そんな風に考えたら男の人って何かおかしくて笑っちゃった








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シロ「さぁこれが俺のタイムだ」

ルナ「・・・」

シロ「もう少しで5分切れそうだったのにな」








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ルナ「私のタイムはこれです・・」

シロ「!?」

ルナ「上で写真4枚使ったくだりがすごくかっこ悪いね」

シロ「俺の負けだ」

ルナ「いいえ、私の負けです」

シロ「どうして?」

ルナ「シロさんは自分のレースを捨てて迷子になった私を助けてくれたじゃないですか」








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ルナ「もうすっかり夜が明けちゃいましたね」

シロ「ほんとだな」

ルナ「もう一回勝負しましょっか♪」

シロ「そうだな・・でもまた迷子になるなよ」

ルナ「今度は大丈夫です・・多分(笑」








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皆もレースはまだ始まったばかりだ

勝ちたかったら自分の限界タイムを超えろ

ゆけ俺達のホライゾンへ!!







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